【圧巻】海外の有名なサッカースタジアム10選!

初心者向け

サッカーの醍醐味は、選手のプレーだけでなく、その舞台となるスタジアムにもあります。

世界各地には、歴史と伝統、そして独特の雰囲気を持つスタジアムが数多く存在します。

今回は、サッカー初心者の方にもわかりやすく、海外の有名なサッカースタジアム10選をご紹介します。

各スタジアムの特徴やエピソードを交えながら、その魅力に迫ってみましょう。

カンプ・ノウ(スペイン)

所在地:バルセロナ
収容人数:99,354人
クラブ:FCバルセロナ

カンプ・ノウは、スペインのバルセロナに位置し、FCバルセロナの本拠地として知られています。

収容人数約99,000人を誇り、ヨーロッパ最大のスタジアムです。

1957年の開場以来、多くの名勝負が繰り広げられてきました。

特に、ライバルであるレアル・マドリードとの「エル・クラシコ」は、世界中のサッカーファンを熱狂させます。

スタジアム内には、バルセロナの歴史を展示するミュージアムも併設されており、観光客にも人気のスポットです。

現在は工事中です

サンティアゴ・ベルナベウ(スペイン)

所在地:マドリード
収容人数:81,044人
クラブ:レアル・マドリード

サンティアゴ・ベルナベウは、スペインの首都マドリードに位置し、レアル・マドリードの本拠地です。

1947年に開場し、数々のビッグマッチが開催されてきました。

2024年には大規模な改修工事が完了し、最新の設備を備えたスタジアムとして生まれ変わりました。

特に、収容人数85,000人を誇る新スタジアムは、世界中のファンから注目を集めています。

オールド・トラッフォード(イングランド)

所在地:マンチェスター
収容人数:74,140人
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

「夢の劇場」と称されるオールド・トラッフォードは、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地です。

1910年の開場以来、数々の伝説的な試合が行われてきました。

第二次世界大戦中には爆撃を受け、一時使用不能となりましたが、その後再建され、現在の姿に至ります。

スタジアムツアーでは、選手のロッカールームやピッチサイドを見学でき、ファンにとってはたまらない体験となっています。

4. アリアンツ・アレーナ(ドイツ)

所在地:ミュンヘン
収容人数:75,000人
クラブ:バイエルン・ミュンヘン

アリアンツ・アレーナは、その独特な外観で知られています。

スタジアム全体がLEDライトで覆われており、試合やイベントに応じて色が変わります。

例えば、バイエルン・ミュンヘンの試合時には赤色に、ドイツ代表の試合時には白色にライトアップされます。

2005年の開場以来、最新の設備と快適な観戦環境を提供し、多くのファンから愛されています。

サン・シーロ(イタリア)

所在地:ミラノ
収容人数:80,018人
クラブ:ACミラン、インテル・ミラノ

サン・シーロは、ACミランとインテル・ミラノの2つのクラブが本拠地とするスタジアムです。

1926年の開場以来、数々の名勝負が繰り広げられてきました。

特に、両クラブの対戦「ミラノ・ダービー」は、世界中のサッカーファンを魅了します。

スタジアム内には、両クラブの歴史を展示するミュージアムもあり、訪れる価値があります。

エスタディオ・モヌメンタル(アルゼンチン)

所在地:ブエノスアイレス
収容人数:86,049人
クラブ:リーベル・プレート

エスタディオ・モヌメンタルは、アルゼンチン最大のスタジアムであり、リーベル・プレートの本拠地です。

1978年のFIFAワールドカップ決勝戦の舞台ともなりました。

リーベル・プレートのサポーターは情熱的で、スタジアム内の熱狂的な雰囲気は世界的に有名です。

特に、同じブエノスアイレスを拠点とするボカ・ジュニアーズとの「スーペルクラシコ」は、アルゼンチン国内外のファンを魅了し、世界一熱いダービーとも称されています。

試合が行われる日には街全体が異様な熱気に包まれ、スタジアムは爆発的な盛り上がりを見せます。

訪れるサッカーファンにとって、エスタディオ・モヌメンタルでの試合観戦は一生の思い出となるでしょう。

マラカナン・スタジアム(ブラジル)

所在地:リオデジャネイロ
収容人数:78,838人
クラブ:フラメンゴ、フルミネンセなど

ブラジルのリオデジャネイロに位置するマラカナン・スタジアムは、ブラジルサッカー界の聖地とされるスタジアムです。

1950年にワールドカップのために建設され、当時は20万人近くを収容可能だったとされる巨大なスタジアムでした。

2014年のワールドカップでも決勝の舞台となり、歴史的な試合が繰り広げられました。

サンバのリズムと熱狂的なサポーターによる応援で、スタジアム全体が一体となる雰囲気は、ブラジルサッカーの魂を感じさせてくれます。

アンフィールド(イングランド)

所在地:リバプール
収容人数:53,394人
クラブ:リバプールFC

リバプールの本拠地であるアンフィールドは、イングランド国内でも特に熱狂的な雰囲気を持つスタジアムとして知られています。

試合開始前にファンが合唱する「You’ll Never Walk Alone」は、選手だけでなく観客の心も震わせます。

このスタジアムは「ザ・コップ」と呼ばれるリバプールファン専用のスタンドがあり、応援するファンたちが一致団結し、相手チームにプレッシャーをかけます。

アンフィールドでの観戦は、リバプールファンでなくとも一度は体験してみたい特別な時間です。

スタッド・ヴェロドローム(フランス)

所在地:マルセイユ
収容人数:67,394人
クラブ:オリンピック・マルセイユ

フランス南部のマルセイユに位置するスタッド・ヴェロドロームは、国内で最も有名なサッカースタジアムの一つです。

フランス代表戦も頻繁に行われるこのスタジアムは、オリンピック・マルセイユのファンが特に熱狂的で、試合中はスタジアム全体が歌と声援で埋め尽くされます。

地中海の青い空と白いスタジアムのコントラストが美しく、ファンの情熱がフランスサッカーの歴史と伝統を感じさせてくれる場所です。

セルティック・パーク(スコットランド)

所在地:グラスゴー
収容人数:60,411人
クラブ:セルティックFC

スコットランドの名門、セルティックFCの本拠地セルティック・パークは、イギリス内でも非常に情熱的な雰囲気で知られています。

スタジアムで行われる「オールドファームダービー」では、セルティックとレンジャーズの試合が繰り広げられ、グラスゴーの街全体が大きな盛り上がりを見せます。

セルティック・パークのスタジアムの一体感とファンのエネルギーは、試合に勝敗以上の意味を与えていると言っても過言ではありません。

まとめ

海外のサッカースタジアムには、それぞれが特別な歴史やエピソードを持っています。

スタジアムは単なる試合会場にとどまらず、サッカーファンとクラブの魂が宿る聖地であり、世界中のファンにとっての巡礼地とも言える存在です。

試合の内容だけでなく、スタジアムそのものの雰囲気や歴史を知ることで、サッカー観戦がより特別なものになるでしょう。